「デブ専発症するかも…」と映画公開当初からワナワナしながら様子を見守っていた『ベイマックス』。結局、映画館に足を運ぶのが億劫なタイプなもんで、レンタルすることになりました。

【映画】デブ専歓喜『ベイマックス』は観るべき?やめるべき?


「デブ専発症するかも…」と映画公開当初からワナワナしながら様子を見守っていた『ベイマックス』。結局、映画館に足を運ぶのが億劫なタイプなもんで、レンタルすることになりました。


『ベイマックス』(原題:Big Hero 6)
ジャンル/3Dコンピュータアニメーション・アクション・ファンタジー
放送/2014年 国/アメリカ合衆国 言語/英語
製作会社/ウォルト・ディズニー・スタジオ
製作総指揮 /ジョン・ラセター
主題歌/フォール・アウト・ボーイ「Immortals」
AI「Story (English Version)」

ただいま「Tサイト」週間レンタルランキングでは『美女と野獣』や『神さまの言うとおり』を抜いて1位を獲得しております。


日本の広告を見る限り、ほっこり映画っぽいわね?と思っていたのですが、中を開けてみればビックリ。どっからどうみてもマーベルっぽい!!
マーベルコミックをディズニーが買収し、ついに調子に乗り始めたわね?と思っていたら、原作はマーベルコミックなので、マーベルっぽいのは当たり前(そりゃそうだ)。

てなことで、ここからはポイントごとに作品を説明してみます。



そこに!? 笑いを差し込む遊び心

まずは、なんといっても笑える要素多いです。
早い段階からシリアスな展開に差しかかるのですが、「いや、そこはダメでしょ!」っていう部分でドジる。イケるか!?と思ったらまたドジるw


話のテンポがいいだけに、このオチがスパイスとしてかなり効いています。この感じが最後までいい具合に続くので、見ていて飽きさせない作りになっています。





手に汗握るストーリー

広告イメージだと「ほっこり60%、まじめ40%」的な感じ?と思ってたんですが、上記の通りシリアスなシーンが断然多い。実際の印象としては「ほっこり20%、笑い20%、シリアス60%」って感じでした。まじめかっ!(byタカアンドトシ)


そしてベイマックスとヒロの2人が繰り広げる物語かと思いきや、メインとなるのは5人+ベイマックス。


こういうのが
こうなります


しかもこの6人(?)が「こういう奴いるわ」って思わず共感してしまうキャラばかりで親近感湧きまくり。とくに一番右で火を吹いてるキャラの「使えない感」が凄いw ドレッド頭のマッチョも可愛いです。
 


日本探し

舞台はサンフランシスコと東京を合体したような街「サンフランシスキョー」。
随所に日本の街並が反映され、どこに日本のアイテムが登場するか探すだけでとても面白いです。


「日本っぽさ」の再現率は今まで観た外国映画の中でも群を抜いて高く、最後のエンドロールを見ると、日本人スタッフが数多く関わっているようなので、その仕上がりにも納得です。
地味なところでいうと、パトカーが日本のデザインだったときは「おおっ」となりましたw



日本語吹き替え

映画は基本字幕で観るタイプなので、いつも通り字幕で観賞。うん。面白い。
ディズニー映画前作の『アナと雪の女王』では日本の声優陣の評価が高かったので、吹き替えバージョンも観賞。


ゲスト声優にはヒロの母親・キャス役で菅野美穂。ヒロの兄・タダシに小泉孝太郎が抜擢。
菅野美穂はちょっとお節介なイメージがキャラと被っていい味出してる。
小泉孝太郎は…残念ながら…棒読みすぎる!w 出演シーンが少ないのが幸いでしたが、最初から最後まで出るキャラクターだとコケたはず…どんまい孝太郎w


そしてソフトバンクのCMでお馴染みの感情認識ロボット「pepper」がコンピューターの音声役で出演しているとか。

そう言われてみればベイマックスにも似ているような…?
ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声だそうです。ぜひチェックしてみて!



アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞
『愛犬とごちそう』


アカデミー賞で話題になり、気になっていた作品だったのですが、すっかり『ベイマックス』に気を取られ、再生するまで気づきませんでした(もう、ばか!)

散々テレビで紹介されていたので、大体はお分かりかと思いますが、
男性に飼われている愛犬の視点から描いたアニメーション作品で、第87回アカデミー賞のアカデミー短編アニメ賞を受賞。無声映画に近く、アニメーションならではの犬の分かりやすい表情がグッと心に突き刺さります。

たった6分の作品ですが、映画1本分を見たような、喜びと感動を味わえる良作でございます。



そんなわけで広告イメージでは手が出しづらい印象の『ベイマックス』ですが、手に取ってみれば「ああ、もうちょっと早く見ておけばよかった…」と思うこと間違いなし。レビューページでもその点について書かれているものが多く、「いい意味で予想を裏切られた」系のコメントがズラリ。

「yahoo!映画」では5つ星中4つの高評価でございます。


今度の週末は『ベイマックス』で決まりっ!


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