【俳優】次世代のカンバーバッチ！？セクシー俳優ニコライ・コスター＝ワルドー

テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でジェイミー・ラニスター役を演じ、2014年度「世界で最もハンサムな顔100人」42位にも選出されたニコライ・コスター＝ワルドーをご紹介。

日本ではあまり馴染みのない彼ですが、次世代のカンバーバッチとも言われる注目俳優のお1人でもあります。

ニコライ・コスター＝ワルドー（Nikolaj Coster-Waldau）

身長187cm×体重??kg／ 1970年7月27日 (44歳)／デンマーク／俳優

その名を一気に知らしめた『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズ

まずは、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のご紹介からスタート。2011年春からアメリカのケーブルテレビHBOで放送が始まり、今年から第5シーズンが放送され、第6シーズンの製作も決定している人気シリーズ。

ドラマは、中世ヨーロッパを舞台にした歴史ファンタジーで、全七王国を舞台とした王位争奪戦を主軸とした、人間模様や陰謀、嫉妬や、恋愛が盛り込まれた内容になっています。

ニコライ・コスター＝ワルドーは、王の側近ジョン・アリン暗殺の首謀者と噂される、王妃の双子の弟ジェイミー・ラニスター役を演じ、シーズン1から主要キャラクターとしてレギュラー出演します。

現在もシリーズ化されている小説『氷と炎の歌』が原作となっている『ゲーム・オブ・スローンズ』は、英語圏におけるSF小説の文学賞ファンタジー長編部門でシリーズ3作が「ローカス賞」を受賞。エミー賞「ドラマ部門」では作品賞を含む最多19部門にノミネートされた実績を持っています。人気も折り紙付きでありながら、次々巻き起こる多くのキャストによる展開に目が離せないシリーズとなっています。

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舞台は300年前に七つの国が統一され七王国としてひとつになった架空の大陸“ウェスタロス”。先の“ブラック・ウォーターの戦い”で前王の弟スタニス・バラシオンによる襲撃から王都を守ったラニスター家は、亡父エダードの雪辱のため彼らに反旗を翻していたロブ・スタークの息の根を止めるため、リバーランで執り行われていたロブの叔父の結婚式の最中にロブとキャトリン、ロブの妻らを惨殺。

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死体安置所で死姦の罪を着せられる『モルグ/屍体消失』

そんな人気作に出演するニコライ・コスター＝ワルドーですが、デビュー前は4年間ナショナル・シアターで演技の教育を受け、デンマーク映画『モルグ/屍体消失（1994）』で映画デビュー(当時24歳)。この作品の評判が非常に良く、後にユアン・マクレガー主演で『ナイトウォッチ（1997年）』としてハリウッドリメイクされています。

こちらがユアン・マクレガー主演リメイク作『ナイト・ウォッチ』

タイトルからも分かる通り、病院のモルグ（死体安置所）を舞台にした連続猟奇殺人事件の顛末を描くホラー・サスペンス。デンマーク国内では94年度興収第1位を記録しました。

ニコライ・コスター＝ワルドーは、病院のモルグでの夜警のアルバイトをする法学生・マーティンを演じ、死姦の罪を着させらた無実を晴らすため真実を追い求める。アメリカの雑誌「バラエティ」は、この映画を「オーソドックスだが、非常に巧妙なストーリーである」と評価。

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法学生のマーティンの新しいアルバイトは、病院のモルグでの夜警の仕事。暗い病棟、死体とホルマリンの匂い、さらに前任者の老人から聞かされた死姦の噂に、彼の気持ちは次第に憂鬱になっていく。そんなある夜、連続殺人鬼を追うウォーマー警部と共に、新しい被害者の死体がモルグに慌ただしく運び込まれ、その死体は無残にも皮を剥がされていた。

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圧倒的な映像美に酔いしれる『オブリビアン』

また、有名作ではトム・クルーズ主演で2013年に公開した『オブリビアン』にサイクス役で出演。エイリアンとの戦いで破壊し尽くされた2073年の地球が舞台になっています。ストーリーには賛否両論あるものの、目を見張る映像美は評価されているようです。

それもそのはず、場面によってはCG合成を使わずセットだけで撮影し、標高3000mの山で撮った本物の映像を合わせることでCGだけでは作り出せない美しい未来像を描いています。

『オブリビオン』制作舞台裏「スカイタワー」

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エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、その戦いによって地球が半壊してから60年。生き残った者たちがほかの惑星へと移住してしまった中、ジャック・ハーパー（トム・クルーズ）だけが地球に残って上空から偵察していた。パトロールに向かっていた彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。

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1人2役で兄弟を演じるホラー映画『MAMA』

また同年の2013年に、ゆがんだ母性愛を持つ霊の狂気を描いた新感覚ホラー『MAMA』で準主役出演。精神的な病が原因で共同経営者と妻を殺してしまう投資仲介会社のジェフリー（ニコライ・コスター=ワルドー）を演じ、さらにジェフリーの弟としても出演します。

謎多き失踪事件から5年ぶりに保護された幼い姉妹を引き取った叔父とその恋人が不可解な恐怖に襲われるストーリー。CGが安っぽいとの評価を聞きますが、比較的ストーリーは高評価のようです。

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投資仲介会社を営むジェフリー（ニコライ・コスター=ワルドー）は精神的な病が原因で、共同経営者と妻を殺してしまう。その後幼い娘たちを連れて逃走し、森をさまよう中見つけた小屋で娘たちを手に掛けようとするが、えたいの知れない何者かによって彼自身が殺されてしまう。それから5年後、奇跡的に生きながらえた姉妹はジェフリーの弟ルーカス（ニコライ・コスター=ワルドー）に発見され、彼と恋人アナベル（ジェシカ・チャステイン）のもとへ引き取られるが……。

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心優しい刑事が犯した決断『真夜中のゆりかご』

そして、今年5月15日(金)から公開を控えるのが、アカデミー賞受賞のスサンネ・ビア監督最新作『真夜中のゆりかご』。

ワルドーは誠実で心優しい敏腕刑事役の主人公・アンドレアスを演じ、ある事がきっかけで起こったとっさの行動が波紋を投げます。

敏腕刑事のアンドレアス（ニコライ・コスター＝ワルドー）は、美しい妻アナ（マリア・ボネヴィー）と乳児の息子とともに、湖畔の瀟洒な家で幸せに過ごしていた。そんなある日、通報を受け駆けつけた一室で薬物依存の男女と衝撃的な乳児の育児放棄の現場に遭遇する。ある朝、自身の子どもが息を引き取り、とっさに育児放棄されていた乳児とすり替える行動に出る…。

あらすじを聞くだけでもハラハラもののサスペンス映画ですが、2014年トロント国際映画祭でプレミア上映され、絶賛を浴びたご様子。予告編だけでも本編が気になっちゃう内容です。

映画『真夜中のゆりかご』 予告篇

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公式ホームページ：映画『真夜中のゆりかご』

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そんなこんなで、ホラー系映画への出演が多いワルドー様。5月に公開される映画を始め、今後活躍の場が広がりそうでございます♡

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